たった5分でわかるクラウドサービスの種類

クラウドサービスのイメージ
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ここ数年、よく「クラウド」という言葉は聞きますが、この「クラウド」について、まだちゃんと理解できていないという方もいるのではないかと思います。そこで、概念的に整理してみました。たった5分で流し読みで理解できるので、まずは読んでみてください。

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クラウドとは

クラウドサービスとは、データやソフトをパソコンやスマートフォン上にインストールしていなくても、Webサービスの使用やデータの閲覧、開発などができるというものです。

クラウドサービスではインターネットの向こう側にあるクラウドサービス提供事業者のコンピュータを使っていることになります

クラウドサービスではないものの例

これまではメールを送るソフトを自分のパソコンにインストールしてメールを送っていた、という人もいると思いますが、これはクラウドサービスではない例です。

マイクロソフトのoutlookというメールソフトが分かりやすい例だと思います。あれはパソコンにソフトをインストールして、そのソフトを起動してメールを受信したり、送信したりして、メールサービスを利用します。

クラウドサービスの例

同様にメールソフトを例にとると、GoogleのGmailがクラウドサービスの一例にあたります。Gmailの場合だと、Gmailソフトのようなものをパソコンやスマートフォンにインストールせずとも、WebブラウザでGmailのWebページを訪れることでサービスを利用することができます。

gmail

クラウドサービスが出てきた背景

大きくは4つあって、

  • CPUの処理速度が大幅に上がったこと
  • 仮想化や分散処理技術の発展
  • ネットワークの高速化と低コスト化
  • データセンターの大規模化

だと考えられているようです。CPUの処理速度なんかはムーアの法則などが有名で、1.5年ごとにコンピュータの処理性能が倍になるという説もあり、その速度感は近年のスマホの処理速度などからも実感できるかと思います。

また、ネットワークの高速化も最近では5Gというものも出てきたりと、どんどん早くなっていっている印象があります。

クラウドの特徴

クラウドサービスの特徴は

  1. サービス提供事業者と直接やり取りせずに、サービスを使用できるというオンデマンドさ
  2. スマホさえあればどこからでも、誰でもアクセスできる幅広いネットワークアクセス
  3. 他の人とも様々な機能など使用できるというリソースの共有機能
  4. 利用に応じて処理速度をコントロールできる拡張性

があげられます。

こうして、書くと少し難しく思いますが、普段自分たちが使っているGoogleドライブなどを思い浮かべるとなんとなくわかるような気がします。

また、幅広いネットワークアクセスや他の人と機能などのリソースを共有できるという特徴は組織として大きくなればなるほど有効に働くと思うので、企業などの組織に特に活用できる、活用すべき特徴かなと思います。

例えば、人の出入りが激しい企業でもクラウド環境を用意しておくことでノウハウが蓄積できないという課題の改善につながります。

クラウドサービスの種類

クラウドサービスの種類は三種類あると言われています。(※正確には入り混じっているため、きちんと区別することは難しいようです。)

用語的には専門用語なので、そういった仕事についていない人は必要のない知識かもしれません。強いていうのであれあば、Saasという形態は一般の人も使っているものなので、覚えておいても良いかもしれません。

(ほんとはビジネス現場で知っていた方が会話についていけるので覚えておくのは必須だと思いますが)

Iaas(Infrastructure as a Service)

アイアース、イアースと読みます。これまで、企業がシステムなどを構築するときには開発や運用のための機材や回線、OSやミドルウェアなどのソフトウェア環境、開発環境を準備しなくてはならなかったのですが、そういったものを一式提供してもらえるサービスです。

もう少々馴染みのある言葉でいうと、サーバーやストレージを提供してもらるものとなります。具体的なサービスでいうと、

などがあります。イメージでいうと、土地を貸したり、借りたりするようなイメージになります。その上にどんな家を建てるかは借りた人次第でっせ、というサービスです。

Paas(Platform as a Service)

パースと読みます。ハードウェアやOSなどの基盤一式を提供するものです。こちらのイメージでいうと、家を借りるイメージです。家を借りるイメージなので、土地を借りてそこに家を建てるよりは制限が出てきてしまうように、Iaasよりは利用できるものに制限が出てきます。

でも家の中は自由にしていーですよ、ってサービスです。

Java、php、Rubyなどのプログラミング言語が動作するよう、あらかじめ設定された環境やデータベースが用意されているため、それを利用することですぐにアプリケーションを開発してサービス提供するということができる反面、サーバーやミドルウェアの調整ができないため、環境へ依存しすぎると他の環境への乗り換えが難しいというデメリットもあります。

代表的なものは

があります。

ちなみに、Cloud Foundryについて、少し興味があったので、触ってみたという記事も載せておきます。自分もちょっと参考にしたので。

Saas(Software as a Service)

ソフトウェアサービスのことです。利用するためにソフトをパソコン等にインストールすることなく、サービスの機能を利用できます。これが一般的に広く馴染みがあるのではないかと思います。

サービスアカウントを作成するだけで、すぐにサービスの機能を利用することができます。馴染みのあるGmailなどのGoogle appはSaasにあたります。有名どこだと、

などたくさんあります。

ですが、もうちょっと自分用にこうだったらいいのになーというちょっとの要望も全く変更はききません。知識なしでいますぐに使いたい!って場合に便利です。

クラウドモデル

クラウドにはいくつかの利用形態モデルがあります。

  • パブリックモデル
  • プライベートモデル
  • コミュニティモデル
  • ハイブリッドモデル

パブリックモデル

パブリック(公のもの)という名の通り、不特定多数にインターネットを通して提供するモデルです。

リソースを短期間に低コストで準備することができて、運用も比較的に手間がかかりません。

プライベートモデル

こちらも名前の通りで、自社内に社員向けに構築するようなモデルです。自社(自分)のために構築するので、カスタマイズはできますが、運用に関する知識とコストが必要になります。

コミュニティモデル

こちらは特定の企業間で運用するモデルになります。共通の目的を持っていること前提で、クライアントやパートナーと運用していくような形になります。

ハイブリッドモデル

これまでのモデルを融合させたようなモデルです。
先ほどのIaasなどはサービスの提供モデルで、こちらの利用形態モデルは誰がどこに構築して運用するかという観点で見ていくものになります。

クラウドのモデル

クラウドサービスのリスク

クラウドサービスの利用ではたくさんのメリットがあるのはこれまでに見てきましたが、当然物事は一長一短なのでデメリットもあります。

例えば、Iaasを利用してサービスを提供していた時に、Iaasでの提供事業者のハードウェア障害によるデータの損失やサービスの停止などは考えられます。

また、ネットワークを介しての通信でサービスを利用している場合は第三者による通信の傍受やなりすましも考えられます。

そのため、クラウドを利用してのサービス提供を考える際は、どこまでが自分(自社)の責任なのかあらかじめ定義して、サービスを提供する必要があります。責任範囲はかなり重要な問題になりかねないので、事前に万全な対策を施さなければならないと思います。

クラウドサービスの種類まとめ

以上、クラウドについて、概要をまとめてみました。種類といっても大して多くはないので分かりやすいと思います。ただ、種類は多くないですが、Iaas,Paas,Saasのように紛らわしさはあるのでそこは慣れるしかないかなと。種類は多くないので無理やり詰め込みましょう。

参考:

IaaS、PaaS、SaaSの定義

クラウドとは

ボクシルを運営するスマートキャンプ、SaaS業界レポート2016ー2017を公開

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