IT業界市況

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IT人材の必要性は高まる一方


ITに興味にある方であれば、すでにご存知のこととは思いますが、現在、どの企業・どの業界でもIT人材が不足していると言われています。どのくらい不足しているのか。数にすると約37万人のIT人材が不足しています。特に、情報セキュリティ人材が20万人先端IT人材が5万人ほど不足しているというのが現状です。そしてこの人材不足は加速して、2030年には約79万人に拡大すると予測されています。IT人材の不足は今後もますます深刻化すると考えられています。

情報セキュリティ人材とは

明確な定義は難しいのが現状。しかし、ここでいう情報セキュリティ人材とは、“セキュリティ専門技術者”というわけではなく、技術とビジネスの両面から判断のできる人材というニュアンスが強いです。

人材不足ということは、企業側からの需要に対して、労働者としての供給が追いついていない証拠。付加価値の高い人材を目指すのであれば、情報セキュリティに専門性をもつIT人材という方向性も検討してみてはいかがでしょうか。

先端IT人材とは

先端IT人材とは、ビッグデータやIoT、人工知能など、先端IT技術に携わる人材のことです。これらの分野は専門性が非常に高く、参入障壁も高いため、実務レベルのスキルを身につけることができれば間違いなく高付加価値な人材となれます。社会からの見え方として、スキルの難易度が高く見えていることもあり、転職や就職においても手綱を握って交渉できるシーンが多々あります。

ITトレンドキーワード

AI・ビッグデータ

現在では世界中にデバイスが出回り、その数は約20億台にもなります。それらデバイス一台一台からデータを取得することが簡単になっており、大量のデータを集めることが可能です。こうしたデータを活用して新たな価値をつくろうと、AIやビッグデータを用いて技術開発が進んでいます。

5G

これまでの通信システム(第5世代)の進化版として開発された、第5世代の通信システムのことを5Gといいます。第4代よりも高速で、同時接続台数が多く、遅延が生じにくいのが特徴です。通信が高速化することにより、ARでのスポーツ観戦などこれまで実現できなかったことができると期待されています。

AR・VR

ARは「Augmented Reality(拡張現実感)」、VRとは「Virtual Reality(仮想現実感)」のことを言います。有名どこだとポケモンGOのアプリにAR技術が使われていますし、VRはプレイステーションVRのように家庭用ゲーム機として一般社会にも進出しています。まだまだ成長途中の分野であるため、今後も投資額が右肩上がりで増えて行くことは間違いなしの分野です。

DX

DXとは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」のことで、企業がデータを分析・活用して、社会への価値提供のあり方を変革・進化させていくことを言います。企業のIT化と誤って認識されていることもありますが、IT化とは違い、根本的にビジネスのあり方を変えるという点で異なります。

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