普通、会社は給料を払う以上、ある程度成果が見込める人を採用するのが前提です。ですが、IT業界では技術さえあれば、未経験でも就職・転職するチャンスがあります。
宮城県でも未経験で入社するチャンスがある会社があるので、まとめました。もちろん、下記でまとめた企業以外にもタイミング次第では未経験で入社するチャンスはあるので、時期を見て探してみてください。
人材派遣系
未経験者でも入るチャンスがある会社が多いのがいわゆるSESです。SESとは、システム開発や保守案件において、技術者を派遣し労働力を提供する形態のことです。
下記企業は、SES形態のサービス提供以外も受託サービスを行っている会社もあります。配属は採用での結果次第になります。
自社開発
自社でソフトウェアやハードウェアなどのプロダクトを開発している企業です。業界界隈ではSESよりも自社開発の企業のほうが待遇が良いと言われています。ですが、自社開発ができるというのは資金力がある証拠なので、宮城県のような地方にはあまりなく、ほとんどが東京圏に本社を構えています。
受託系
受託開発系企業は、クライアントの要望に応じてソフトウェアやハードウェアを開発する企業です。
業界に入ることを優先に
未経験から入社する場合は、まず、業界に入るのを優先にすることをおすすめします。
冒頭で、技術力があれば未経験でも入社できると書きましたが、未経験で学習できる内容の上限は業界に数年いればなんとなく予想がつくものです。自分でどうしても作りたいサービスがあって、そのサービスを作って、運用もやった経験があるというのであれば別ですが、スクールに通ったり、独学で学んだタイプであればだいたいどのようなスクールでもレベル感は同じです。
そのため、技術が優れているから高待遇で迎え入れてくれるというのは可能性としてはほぼないに等しいので、まずは業界に入ることを最優先にして、その会社で実務を通して成長して言ったほうが何倍にも成長速度は早くなります。
もし、年齢的にもまだ若くてIT業界への転職を考えている人は、バイトでの入社も視野に入れておくと選択肢の幅が広がります。バイトであれば、企業側から見ても採用のハードルがぐんと下がり、お試しとしても雇うことができます。
雇われる側から見ても、いきなり正社員というのは難しくても、バイトであれば数ヶ月勉強したレベルでも入社するチャンスが十分にありますし、そこで努力すれば正社員登用も現実的です。
これは私自身の経験則です。私もIT業界に入るときは未経験でしたので、バイトとしてまずは業界に入り、出勤時間よりも早く出勤して、会社のデスクで勉強してその姿勢もアピールするとともに、スキルを高めていき、なおかつ分からないことがあれば先輩にも聞けるという夢のようなありがたい環境を手に入れることができました。
何かを手に入れるために最小限のリスクはとるべきと考えて、多少の収入ダウンは仕方なしとして、まずは業界に入ることを優先に考えてみてください。
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