リファラル採用でトラブルにならないために

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転職活動で選択肢に入れておきたいリファラル採用ですが、メリットデメリットがあるように、デメリット部分が際立つとトラブルになる可能性もあります。

そこで、今回はリファラル採用におけるトラブルの事例とその回避方法をまとめます。

リファラル採用の前提

まずはそもそものリファラル採用の前提を確認します。

必ず採用してもらえるわけではない

リファラル採用は企業に所属する社員からの紹介で面接等を行うため、紹介してもらった側からすると、採用してもらって当然という認識になってしまうかもしれません。しかし、採用活動の中身はほとんど通常通りの流れになるため、紹介での応募者とは言え、不合格になるという可能性もあります。

日本では新しい採用制度

リファラル採用は近年取り入れられた比較的新しい採用活動です。リファラル採用を取り入れている企業ごとでは制度としてまだ粗い部分がある可能性があります。

例えば、紹介した社員への紹介金が特別に高額で、社員はその紹介金欲しさに採用担当に根回ししておいて、一次試験を突破しやすくしておくというような、採用活動とは違った趣旨で行われてしまうこともあります。これは、リファラル採用を取り入れてはいるが、まだ取り入れてからの年数が浅く、社員への動機付けとしての金額設定が甘いというケースです。

前提として、リファラル採用は制度として歴史がまだまだ浅い制度だということを持っておくとよいでしょう。

転職時に活用すべきリファラル採用

リファラル採用でのトラブル回避方法

リファラル採用では、上記の前提をしっかりと認識しておかないと紹介してくれた方や応募先企業とのトラブルになりかねないので、事前に回避できることはそのための策を講じておきましょう。

・リファラル採用の実績を確認
・志望動機を明確に
・わかりやすいスキルを身につけておく

リファラル採用の実績を確認

前提条件でもあるように、リファラル採用は制度として歴史が浅いです。企業もまだ取り入れて間もない可能性が高いので、リファラル採用の実績を必ず確認しましょう。

ネットでは公開されていないため、採用説明会等で直接聞いて見るのが得策です。例えば、リファラル採用でのこれまでの採用人数や採用した社員の定着率を直接聞いてみるなどです。

志望動機を明確に

リファラル採用では紹介での入社となるため、転職先へ入社することに気がいきすぎて、そもそもの転職動機、その企業へ入社して仕事をする意味を明確にしておく必要があります。

わかりやすいスキルを身につけておく

採用後のミスマッチングを可能な限りなくすために、自分自身のスキルをわかりやすく表現しておくことも対策としては十分です。というのも、最悪、人間関係で険悪なムードになっても、スキルで社内にて必要にされる存在であれば、会社でも居場所には困らないからです。

プライベートと仕事は別物と割り切って、仕事をすれば経歴に傷つけることもなく、タイミングを見て転職することができます。

リファラル採用でトラブルにならないためのポイント

ポイントは、リファラル採用とはいえ、通常の転職活動と大きな流れは変わらない、ということです。つまり、通常の転職活動をする際と同様に、転職動機を明確にし、面接の対策をするというごく当たり前のことをする必要があるということです。

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