コーディングスキルといっても、どのようなことが求められるのか、なんとなくはイメージできているけど、詳細はわからないというのが本音ではないでしょうか?また、よくある間違いとしては、プログラミングと混合してしまっているというケースです。今後自身が学んでいくべき分野の1つなので、コーディングスキルについて、定義から求められる内容までをまとめていきます。
ソースコードの制作
コーディングとは、プログラミング言語を用いてデザインを再現するソースコードを制作することです。コーディングと聞いてイメージするのがこのようなものだと思います。↓
まさに、コーディングとは、上記のようなソースコードを制作していく過程のことを指します。
冒頭でも挙げましたが、“プログラミング”と間違えて認識されているケースもありますが、プログラミングとコーディングは明確に定義が異なります。
プログラミングとは
プログラミングとは、プログラム(コンピュータに行わせる処理を書き出したもの)を制作する工程のことです。
プログラムを制作する工程は大きくわけると5ステップに分かれます。
- 設計
- コーディング
- テスト
- デバッグ(バグ修正)
- 完了
上記工程の2にあるように、コーディングとは、プログラミングの工程の1つのことを指します。
コーディングはプログラミングの中に含まれるイメージです。
求められるスキル
コーディングに求められるスキルはいくつかあります。
プログラミング言語に対する理解
求められるものとして真っ先に思いつくのがプログラミング言語だと思います。HTMLやCSS、JavaScriptなど。
コーディングはこのようなプログラミング言語を用いてソースコードを作成していく流れになるので、当然言語への理解が必要になります。
理解しておくべきポイントとしては、
- 言語の記述ルール
- その言語が何を得意としているのか
です。
例えば、HTML、CSS、JavaScriptであれば、Webサイトの制作に向いている言語です。そのWebサイトに動的な処理を加えたいということであれば、PHPという言語を使用するのが向いています。サイトではなく、スマートフォンのアプリケーションを開発したいということであれば、JavaやSwiftといった言語で開発することを検討します。
このように、そのプログラミング言語が何をすることを得意としているのかを理解しておくことも求められます。
コーディングルールへの対応
ソースコードを作る上で、品質の基準となるのがコーディングルールです。自動車やその他機械もただ乗れれば良い、動けば良いというわけではありません。コードも同じように、ただ動作すれば良いというわけではないです。
セキュリティ面で穴はないか、人に依存せず誰が読んでも理解できるコードになっているか、サポートが終わってしまっている技術を使用して改修性の低いコードになってしまっていないかなど、コーディングする上で担保しておくべきチェック項目というのが存在します。
コーディングルールは、クライアントサイドから提示されることもありますし、提示されなければ自身で作成して、そのルールに則ってソースコードを作成する必要があります。
ありがたいことに先輩の方々がWeb上で公開してくれているケースも多々ありますので、興味のある方は検索してみてください。
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