転職活動は“長期戦”前提で勝つ!!

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職場で嫌なことがあったり人間関係がうまくいかなくて今後やっていけなさそう。そう思う事はよくあることですよね。
でもその不満が出たからといって、すぐに新しい職場に転職できるかといえば、そうではないのが現実。
転職活動は始めてから数ヶ月かかるのが当たり前の世界です。
そこで今回は転職活動は長期戦と言うことを前提にとってその長期戦をどのように乗り越えていくか、進めていけば良いのかをまとめていきたいと思います。

転職市場の波を掴む

以前の記事でもまとめたんですけれども、転職活動を進めるにあたって転職活動で失敗してしまう特徴として、視野が狭くなってしまうと言うケースがあります。
そこでその失敗を可能な限り少なくするには、マーケティング的な視点を持って市場、業界の波、ひいては日本全体を傾向として捉えることが大切です。
いわゆる、外堀から情報を集めていくことが大切になります。
例えば転職市場を見ていくときに、有効求人倍率と言うものがあります。これは求職者一人当たりに求人数がどれくらいあるかということを数値で表しているものです。
今宮城県の有効求人倍率(これは2020年11月時点のものではありますが)はおよそ1.19になります。これはどういうことかと言うと1人の求職者に対して、1.19この求人がありますよ。ということを示しています。
つまり転職市場としては企業が出している求人の数の方が、求職者よりも多いということになります。
果たしてこれは転職をするべきタイミングなのか、転職をしないようにするタイミングなのか。
この数値だけを見てはわからないので過去と比較してみてみましょう。
過去50年間の有効求人倍率を見てみると、一番低い時で0.5と言う数値の時期があります。これを考えると今転職活動をすべき、ということがいえます。
なぜなら、求職者一人当たりにたいして、求人の数の方が多いからです。
このように転職市場全体の大きな流れをとらえることが、自分の転職活動を有利に進めていくことにつながります。

タイミングを伺う

また、そうした大きな転職市場の流れを捉えたら、次は自分のタイミングを伺うことも重要です。

例えば家族とのタイミング。結婚したり引っ越しをしたり子供が生まれたり親の介護があったりと家族のとの関係性でも様々なタイミングがあります。このタイミングに合わせるのか合わせないのか。大変な時期なのかそれとも時間に比較的余裕がある時期なのか。
直近の事だけではなくて数年先のことも予測して考える必要があります。
私の経験を言うと、私は結婚と転職も重なりましたし、出産と転職も重なっています。これは経験則から言うと、ものすごく大変でした。

様々な、本当に多くの手続きに並行して同時に進めないといけないため、時間を取られたり、二度手間になったり。そもそも事務仕事が好きではないので、ストレスにもなりました。子どもとの時間が取れなかったりという事情もあります。

こうした家族問題は十分に考慮してから意思決定するのが、無難です。

その他にも自分のタイミングとしては、仕事の区切りであったり、年齢やスキルこうした点もタイミングとして考えておくと良いです。
自分の仕事担当している仕事がちょうど区切りがついたタイミングなのかどうか。または後任の者がいるから安心して退職することができるのかどうか。年齢的には次の転職を考えられるのか、それとも今回の転職で最後になりそうなのか。スキル的には、業界から見て高いのか低いのか。低いのであればそれを補う経験やまた別のスキルがあるのかどうか。

こうした点も自分の今置かれている状況を加味して、タイミングとして捉えて転職活動を考える必要があります。

以上、これまで見てきたように、転職市場的な見方をしたり、自分自身のタイミングを伺う。こうしたことを考慮すると、転職活動は必然的に長期化します。

だからこそ、転職活動は長期化するものだという認識に立って進めていく必要があります。最初から長期化すると思って進めていく転職と場当たり的に進めていく転職活動では質が異なってきます。

場当たり的に進めてしまうと目の前の大変な転職活動を早く終わらせたいという気持ちになってしまい、本当に自分が就きたい職場や会社に就けなくなってしまう可能性があります。

それは会社も幸せになりませんし、転職をした自分自身も幸せになりません。転職をすると言うのは、何かしら本人が不満を持っているので転職をするわけであって、転職活動をしてさらに不幸せになってしまうのでは本末転倒です。


そのため先程も言いましたが、転職活動は長期化すると言うような前提に立って進めていくことをおすすめします。

そしてタイミングが来た段階で、自分が望む企業を選んで、応募書類を書いて、面接に臨む。その際は、視野が狭くならないように、自分以外の視点も含めて客観的な視点を持って求人を見ていく、選んでいくことが大切です。

後はそれを行動に移すのみです。

長期化するからといって慎重になっているばかりで、りさリサーチをするだけでは何も進みません。何も変わりません。

転職エージェントに申し込む。書類を出す。面接の日程を調整する。面接に行く。

こうした行動を一つ一つを積み重ねていくことで、今の自分自身が置かれている不満のある環境から飛び出してより良い環境へ、より良い仕事場へ着くことができます。だからこそ、あせらずいっぽずつ長期化になることを前提に置いて行動していくことをお勧めします。

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